【20代で家を買う】共働き夫婦が建売住宅を選んだ理由

こんにちは、るてぃ子です。

我が家は夫28歳、妻27歳で新築住宅を購入しました。現在子供はいませんが、将来的に家族が増えることを見越してと、夫が「家賃を払い続けるのはイヤ!自分の家が欲しい」と言っていたことがきっかけです。

私も「家を買うなら夫が30歳になる前に!」と考えていたので、そろそろ考え時かと住宅購入を決意しました。

今回は、我が家が建売住宅選ぶに至った経緯と、考え方のポイントお伝えします。

■こんな方に読んでもらいたい

  • なんとなく持ち家が欲しいと思っているが、何から始めれば良いか分からない
  • 住宅購入のイメージが沸かない
  • 建売住宅は安すぎてなんだか心配、と思っている
  • できるだけコストを抑えて家を購入したい
  • 建売住宅であっても設備やデザインにはこだわりたい

周囲でマイホームを買った、または注文住宅を建てているところ、などという人が増えてくると「自分も買わなきゃ!?」と焦ったり、奥さんから「うちは家買わないの?」とプレッシャーをかけられたりすることもあるでしょう。しかし周囲に流されて、「○○のところも買ったしうちも買おう!」と勢いとノリだけで突き進んでしまうと「もっとこうすれば良かった、、」と後悔することになります。

住宅購入は一生に一度の大きな買い物。”周りが大丈夫だからうちも大丈夫”と過信せずに自分自身の生活スタイル、住宅に望んでいること、をよく考えて最良の回答を見つけていきましょう!この記事ではそんなお手伝いができればと思っています。

■住宅購入を決意してまずやったこと

一番はじめにイメージを膨らますことと、相場の研究を行いました。

住宅購入と言っても、「注文住宅」「建売住宅」「中古住宅」「新築マンション」「中古マンション」さまざまな選択肢があります。

私たちはまずネットの不動産サイトで自分たちの居住地域の物件情報を流し見していき、物件ごとの特徴と相場を研究することから始めました。

その結果以下のようなことが分かりました

  • 家の値段は土地の値段で決まる、土地を持っていない自分たちには注文住宅はコストオーバー
  • 建売住宅でも注文住宅に近い設備・外構のメーカーもあるが、やはり土地が高いエリアでは建売とはいえ、それなりの値段となる
  • 同じエリアでも建築業者によって家の値段にかなりの差がある
  • 築浅の中古住宅は意外と安くない
    (同地域でもハウスメーカーの中古物件と新築のローコスト住宅は値段がほぼ同じ)
  • マンションは意外と安くない、利便性が高いエリアでは注文住宅レベルの値段

不動産サイトを流し見しただけでも、相場感覚はかなり身につきました。

私たちは二人とも両親から土地を譲り受ける予定がなかったことと、間取りやデザイン等にこだわりがそこまでなかったので注文住宅という選択肢は早々に捨てていました。

またマンションは宅配ボックスや造りの頑丈さといったメリットも多くありましたが、ローンを払い終えた後も管理費用や修繕積み立て費など、一定の固定費が必要となること、夫が「いつか柴犬を飼いたい(^ω^)」と言い出したことから却下となりました。(戸建てでも修繕費は必要ですが、自分たちで時期や業者を選択できるため毎月一定額を徴収されるよりも柔軟性はあります)

■私たちが家に求めた条件

  1. 夫単独の収入でもローンの返済が可能な値段であること(万が一を考えて)
  2. できるだけ夫の職場に近いところ(残業が多く、転勤がない職場なので)
  3. 公共交通機関で都市部まで1時間以内で行けること
  4. 駐車場が2台並列で停められること
  5. 間取り4LDK程度で1階に和室がほしい(和室は夫の希望)
  6. 徒歩圏内に生鮮食品購入可能なスーパーがあること
  7. 自宅が大通りに面していないこと(騒音の点から)

 ①の条件について共働きなので収入合算してローンの上限額を上げることも可能ですが、あくまでも35年間支払い続けられなければ意味がありませんので、余裕をもって夫の収入のみで購入可能な値段で探しました。
 ただし、実際にローンを組む際は妻の収入を合算した方が、金利が安くなったり、条件が良くなったりすることがあるので、仕事を辞める予定がなければローンを組むときは収入合算をします。その方が住宅ローン控除のメリットを最大限活かせるので節税にもなりますよ^^

建売住宅のメリット・デメリット

 私たちは住宅に求める条件として、2人で話し合った結果最も重要視したい要素として、
値段」と「住環境」という結論に至りました。
 家の内装や設備は後からリフォーム等で手を加えることができますが、周りの環境は自分たちではどうしようもないというのが理由です。

建売住宅のメリット

  • 実際の建物を見て検討することができる
  • 間取りや建材の種類を選べない一方で注文よりも値段が抑えられる
  • 契約から引き渡しまでが短期間(引っ越しが短期なのでデメリットとなる場合も)
  • モデルルームの家具やエアコン等、オプションサービスが充実
  • 完成から時間が経過していると値引きできることがある

 実際に我が家は新築完成から6ヶ月経過した物件で、約500万円ほど値引き可能と言われました。
同時期に販売した物件で使用していた、モデルルーム用の家具やディスプレイを頂けることになり、ソファやテレビ台といったリビングの家具を揃える手間が省け、大変助かりました!

建売住宅のデメリット

  • 間取り・内装を決めることができない
     値段が安くなるほど、キッチンや洗面所のグレードは低いものになっているといえます
  • 建築中の様子が分からない
     第三者機関の検査を受けている業者を選ぶことで、欠陥工事などのリスクは回避できます
  • 契約から引き渡しが短期なので、ローンの申し込みなど過密スケジュールとなる
  • 人気の物件は早い者勝ちなので、ゆっくり悩む時間がない
    場合によってはローン申請中にキャッシュ購入者に横取りされてしまうことも、、

 やはり最大のデメリットは「間取り・内装が自分たちで決められない」という点です。細かい不満は住んでみないと分からないとは言ったものですが、最初から「ガレージが絶対にほしい!」「料理教室が開けるくらいの大きなキッチンにしたい!」等のこだわりがある方は注文住宅の方が、細部までじっくり作り込むことができるので良いと思います。

さいごに

 ここまでご紹介した家選びの注意点はあくまでも我が家の視点です。
ここに挙げられていないものとして、防災ハザードマップや治安、学区などの要素も重要なポイントとなり得ます。
 ある程度自分たちの考えがまとまったら、気になる物件の内覧に参加し実際に営業担当者の話しを聞いてみると良いでしょう。
 また、自分たちに合った住宅の値段が分からないという場合は、色々物件を探す前にファイナンシャルプランナーによるライフプランニング相談を受けてみても良いですね。現在の収入だけでなく、未来の収入・支出のバランスからみた今後の家計管理のヒントを教えてもらえるのでおすすめです!
 私たちも実際にライフプランニングしてもらい、「どのくらいの住宅ローン額であれば許容範囲なのか」ということをしっかり把握したことで、あとから色々不安になることなく物件探しに集中することができました。
 注文住宅以外の不動産購入は正直、最後は決断力です。良い物件を見つけるサーチ力自分たちに合った物件を選ぶ決断力をもって行動できるようにしましょう!

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